静岡新聞記載記事内容

2006年5月22日(月曜日)掲載!

待望のビオトープ完成!(平成18年5月21日)

牧之原市須々木区の公民館活動の一環として地元の鹿島神社境内で今春から進められていたビオトープの整備が完了し、21日、同神社で竣工式と開園式が開かれた。整備に携わった歴代の区公民館副主事ら地元関係者約40人が出席し、神事などを行ってビオトープの完成を祝った。

メダカなど放流・昆虫生息場所も整備

同区のビオトープは「自然と人間の共生」をテーマに区公民館副主事OBらが中心となって同神社境内の敷地の一部約500平方メートルに造成。境内の池の水を活用しメダカなどを放流した水路や水場、芝生の小山、遊歩道を設けたほか、伐採した敷地の雑木をチップ化して落ち葉などと一緒に積み、昆虫の生息場所の仕立てた「昆虫アパート」を整備した。

ビオトープは平成10年度にも一度、旧相良町道(現・市道)の須々木大溝線沿いに整備したが、16年度の同線の拡張工事に伴い、移転を余儀なくされた。新ビオトープの整備には、市から移転補償費約2百20万円を活用した。

 

式では、名波誠之助区長があいさつし、「一時中断していたビオトープ活動を本年度から開始できることは、誠に喜ばしい。多くの子供達に自然に触れてほしい」と今後の活用促進に期待を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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